Q | DICOMデータからSTLを作成するにはどのようなソフトウエアが必要ですか。? |
A | 歯学部でよく利用されているものには、「Mimics」、「VG-StudioMAX」、「Analyze」があります。 弊社製「Vol-Rugle」と「MicroAVS」の組み合わせでも、STLファイルを作成することができます。Mac上動作するOSIRIX(フリー)でも作成できます。 |
Q | DICOMデータとはどのようなものですか。? |
A | DICOMとはDigital Imaging and COmmunications in Medicineの頭文字をとったもので、医療画像機器の標準規格です。 DICOMデータはファイルヘッダーと画像データで構成されており、ファイルヘッダーには、検査日、撮影時刻、画像サイズ等の多くの情報がが含まれています。 拙著「C++Builder6-コンポーネント活用ガイド&実践プログラミング〈Vol.8〉OpenGLプログラミング 」には、C言語で記述したDAICOMデータの読み方のサンプルソースが掲載されています。 |
Q | STLとはどのようなものですか。? |
A | STLと(STereo-Lithography)はCADから3次元積層装置にデータを渡すときに使われるフォーマットです。ファイルフォーマットにはASCIIとバイナリの2種類があります。 拙著「C++Builder6-コンポーネント活用ガイド&実践プログラミング〈Vol.8〉OpenGLプログラミング 」には、C言語で記述したSTLデータの読み方のサンプルソースが掲載されています。 |
Q | 非接触三次元形状計測装置で撮影した3DデータとCTで撮影した画像データを重ねたいのですができますか。? |
A | CTで撮影した画像データを使って、皮膚と骨のSTLファイルを作成します。作成したSTLファイルと計測した3Dデータを弊社製「3D-Rugle」にインポートすれば、重ねあわせができます。 |
Q | 非接触三次元形状計測装置にはどのような機種がありますか。 |
A | コニカミノルタ製VIVID、NECエンジニアリング製DANAE、浜松ホトニクス製ボディラインスキャナ、浜野エンジニアリング製VOXELAN等があります。 |
Q | 浜松ホトニクス製ボディラインスキャナ(BLS) の特徴を教えてください。 |
A | BLSは5秒(高精細モード10秒)で全身が計測できます。計測したデータは1つのデータとなっているため後で貼り合わせる必要がありません。このことは非常に重要です。 人体だけを計測したいユーザー向けです。 |
Q | コニカミノルタ製VIVIDの特徴を教えてください。 |
A | VIVIDはレンズを交換することによって歯列模型から人体まで計測できます。また、張り合わせソフトウエアも同梱されていますので、オールマイティな3D計測装置と言えます。 歯、顔、半身を1台の装置で計測したいユーザー向けです。 |
Q | NEC製Danaeの特徴を教えてください。 |
A | Danaeは撮影時間が0.6秒と短く、また、ステレオ計測を行い、張り合わせ作業なしに顔の左耳から右耳までが計測できます。 顔だけを計測したいユーザー向けです。 |
Q | 三次元計測装置の参考図書はありますか。 |
A | 「最新光三次元計測」朝倉書店刊、吉澤徹著が参考になります。計測の原理から実用例までが記述されています。 |
Q | 人体の三次元計測を考えていますが、参考図書はありますか。 |
A | 「人体を測る―寸法・形状・運動」東京電機大学出版局刊、持丸、河内著が参考になります。計測の仕方から実用例までが記述されています。 |
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